冴えない出版社(KAD○KAWA)の育て方 打ち切りに対しての最初で最後の異論
まず初めに、この記事は2014年6月30日に連載開始し、2016年5月30日に打ち切りとなってしまった「この恋と、その未来。」シリーズの打ち切りに対して信者を自称している私が、出版社に対して異論を唱える記事となっております。
要はただの「八つ当たり」です。
私はこれまでに、どれだけファミ通文庫様が最善を尽くされたかを自分なりに考察し改善案や打ち切りに至った敗因を語らせて頂きました。
全てはこの記事を書くために書いたつもりです。
安易に非難するのはバカでも出来ます。しかし私は「東雲信者」です。
すなわち、この一連の騒動の良いところ悪いところの全てから目を逸らしてはなりません。
そして、これから私が行う事は森橋ビンゴ先生に逆らう最初で最後の機会にしたいと考えております。
私の敬愛する森橋ビンゴ先生は「出版社を責めないでください、すべて私の責任です」といった趣旨の発言をされております。
これから私がやろうとしていることは、はっきり言って「信者失格」の発言になります。
しかし、その烙印を押されても言わなければならない。
どのような仕打ちを受けてこの作品が打ち切りに至ったのかを、最善を尽くさなかった出版社の怠慢を、読者が被った嘆きを。
以下より私ではなく、俺を名乗らせて頂きます。
最初で最後の俺の記事。
ボクの事は嫌いになっても……ファミ通文庫の事はッ! 嫌いにならないで下さいッ!
— 森橋ビンゴ (@Morihashi) 2016年5月29日
@NtypeOg3 ボクの力が至らなかったというだけの話です。何卒、お気になさらず。
— 森橋ビンゴ (@Morihashi) 2016年5月29日
今回の打ち切りを受けて「ファミ通文庫がクソ」とか「ファミ通文庫無能」みたいな意見は本当に、やめて頂きたいと思うわけです。
— 森橋ビンゴ (@Morihashi) 2016年5月30日
だから、どうか、編集部の事を悪く言わないで頂きたい。彼らは「売れ線ライトノベル」を書けない歪な作家の我が儘を、寛大に受け入れて下さったのだから。
— 森橋ビンゴ (@Morihashi) 2016年5月30日
森橋先生ごめんなさい、人生で最初で最後に貴方の言葉を破ります。
でも貴方の作品はもっと売れた、少なくとも俺はそう思ってます。
過去に俺はいろいろな視点から、出版社の努力を語ってきた。
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出版社や編集がどんな風に四苦八苦し、作品を続けようとしてきた努力はここで考察してきた。
だがな、営業努力は俺から言わせればお話にならないレベル。
「お前本当に商品を売る気あるの?」
そんなお笑い草なレベルなわけよ。
売れにくい商品だから打ち切られた?性同一性障害で重苦しいから打ち切られた?執筆速度が遅いから打ち切られた?
断言する!俺が営業ならもっと売れたね!
何故か?だってこいつら出版社売る気ないもん。
そう断言できる。
1.連載開始後からの商品告知努力の明らかな欠如
連載直後に特集HP設立したり、作者インタビュー記事を載せたりとまぁ努力は認めるよ。
だがな、たかが「それだけ」なんだよ。
それ以後まったく音沙汰なし、更新もなければ告知も全然。
そんなんで誰が広めるの?公式が率先して動かなきゃ誰も読まないし、気付かない。
娯楽が多様化してるこの時代に、受け身がちな体制で何がしたいの?
その結果が、「この恋と、その未来。」の検索結果だよ。
公式差し置いてファンサイトが検索結果に優先的に出てくるって怠慢以外の何物でもないよね?
「一年目 夏秋」の時にキャンペーンで新規層確保に乗り出すから努力した?
その努力が偽物であることをこれから証明しようか。
2.連動キャンペーンの告知不足
過去記事であえて触れなかったから言うけども、「一年目 夏秋」発売時に既刊作品購入キャンペーンやってたけどさ、あれちゃんと販売店に告知したの?
地元のア○メイトもゲー○ーズも連動キャンペーンの特典状況全然把握してなかったよ?
特典欲しがる読者はラノベ愛読者的にはそこまで重視していないみたいだけど、SSペーパーで新規から既存ファンまで比較的需要がある商品を展開できてなくて正直呆れたよ。
これファミ通文庫全体でその時期連動してやってたからこれ見て他人事と笑ってる読者は気を付けや。
君たちの好きな作品も上の采配次第で首にされるってことだから。
しかもこんなに理不尽で怠慢な経営で打ち切られるから。
たかだかファン如きに告知劣る公式や営業なら、最初からキャンペーンなんかやるな。
売るなら徹底的にやれよ!失敗したら?責任ないくせに?
売れる商品売る気ない腰抜けな采配しかできない経営陣にそんな発言させないよ?
じゃあ売ろうとしても売れなかったか?
それも次でねじ伏せるよ?
3.既刊増版数の見込み違い、それに伴う売り逃し
俺が確認したところ、2016年6月時点で「一年目 春」の版数は3版。
一度目は2014年6月、二度目の再版は2014年11月。
前作「東雲侑子」シリーズの初巻が5版ってのを比較すると確かに売れ行きは悪かったと言える。
だがな、前述の大規模な全国書店でのキャンペーン時に告知ミスで売り逃したのともう一つ出版社売り逃してるんだよ。
それがキャンペーン対象商品の市場需要数の欠如、要は既刊作品の初巻だけがないって状況。
「一年目 夏秋」(2巻)発売時に東雲侑子シリーズの初巻が大型店舗に欠如してる事態が個人的に多々見えた。
しかも同時期に、「このライトノベルがすごい!」に「この恋」シリーズはランクインしてた。
そんな注目される時期に売れる商品告知しないってどういうこと?
しかも欠品して売り逃す。販売機会損失って営業の失態だよ?
そんな奴らが売れなかったから打ち切りにせざるを得ないと言いやがるんだぜ?
ふ ざ け る な ! ! ! !
この一言。
最後の打ち切りで先生が受けた仕打ちが、打ち切りも完結も告知されることなく紹介記事も書かれることもなく触れられずに腫れもの扱いされるんだぜ?
同日発売の最終巻の「アオイハルノスベテ」は最終巻特集を組んでもらい、最高の形で花道を用意してもらえる。
片や花道すらなく、なにもなかったかのように扱われる。
俺は許さんよ。
好きな作品をこんな仕打ちにしたことを。
だから、俺が出来る最大の出版社への嫌がらせ。
それが「この恋と、その未来。 -三年目 春-」を刊行させる。
フ ァ ミ 通 文 庫 で !
それが売れない作品と名作を打ち切った、俺の出版社への最高の仕返し。
最後に、森橋ビンゴ先生本当にごめんなさい。
貴方の作品をこんな仕打ちにした彼らをどうしても黙ることはできなかった。
それがどれだけ貴方が止めようとも、これだけは言わなければならなかった。
読者のみなさん、一感情でこんな八つ当たりを敢行して申し訳ございません。
でも、知って欲しかった。
どれだけ評価された作品でも死ぬときは死ぬ、最善を尽くしても死ぬ。
じゃあ何をやれるか?それが俺らの今後の課題だと思う・・・
東雲信者でした。