「この恋と、その未来。」最終巻表紙から考察してみること(二年目 秋冬まで購読者推奨)
もう間もなく、「この恋と、その未来。 -三年目 そして-」が発売致します。
発売前に私が集めれる可能な限りの情報は過去記事にまとめましたので、こちらも合わせてチェックして頂ければ幸いです。
文才というものが皆無に等しい自分が捻り出した陳腐な文ですが、可能な限りのことはしたつもりです。
↓以下より「二年目 秋冬」まで購読者推奨
さて、最終巻となる「この恋と、その未来。 -三年目 そして-」
この作品の終焉は皆様どう予想しているでしょうか?
数ある恋愛作品の中でも異色の存在である本作品。
最終巻の表紙はこれまでとは明らかに違います。
これまでの表紙絵は
「一年目 夏秋」
「一年目 冬」
「二年目 春夏」
「二年目 秋冬」
そして最終巻
「三年目 そして」
お分かり頂けるでしょうか?
これまで本編では「男」として描かれてきた「織田未来」は、表紙において「女」として描かれてきました。
作中での挿絵においては身体は「女」であることを象徴するシーンがありますが、それ以外は基本的に彼を「男」として描いています。
しかし、最終巻ではこれまでとは打って変わって「男」として描いております。
これがどういったことを意味するのか?
私は四郎が未来のことを男としてみることが出来るようになった成長の表れであると信じております。
(あらすじを読むともう一つの可能性の方が濃厚ですが・・・)
女性への恐怖心を抱いた四郎が恋を知り悩み苦しみ傷つき自己嫌悪に陥りながらもそれでも前に進んだ集大成が最終巻に描かれて欲しいと強く思っております。
身体も変わってしまったかもしれない「織田未来」と共に歩む選択肢を選ぶことが出来るようになった「松永四郎」の未来を私は信じたい。
泣いても笑っても最終巻はもう間もなく出ます。
春にファミ通文庫からは未完で終わってしまうことに絶望しました。
全力を尽くせなかったことをただひたすらに悔やんでいました。
あの時の自分の選択肢が間違ってないと信じて・・・
その答えは、すぐそこまで来てます。