「この恋と、その未来 -二年目 春夏-」 読了後 -二日目ー とりあえず思ったこと(若干ネタバレあり)
どうも夜中に布教した友人が新刊読み終えた直後を見計らい、電話をかけて感想の言い合いを40分程繰り広げた東雲信者です。
翌日二人とも早朝から仕事があったのはここだけの話。
前も話したことあるかもしれないけど、面白い作品の感想とか、良い作品の余熱みたいなものってすぐ共有したいんだよね。
私自身がライブとかよく行って、その打ち上げに参加することが多いのだがライブ直後に打ち上げやることに意義があると思うんですよ。
感想とかその時の気づきみたいなものってあると思うんですよ。
もちろん時間をおいて気づくこともたくさんあると思います。
でも直後にいろいろな人間と振り返りながらワイワイとあーだこーだ言い合うのは大好きですし、これからも続けれたらうれしく思います。
そういった意味で私は周りの人間に恵まれたかもしれませんね。
さて話がそれました、今回はなんとなく思いついたことを記事にしてみようと思います。
ネタバレはたぶんあるかな?という感じです。
新刊の内容を読んでる人間はなんとなく察してくれると思いますし、たぶん読んでない人もなんとなく気づくかもしれないのでネタバレありと記載しておきます。
とりあえず言いたいことは「この恋と、その未来。 -二年目 春夏-」と「ジョバイロ」と「タガタメ」ってことだけと先に言っておきます。
↓↓↓以下ネタバレのようなものあり
通勤途中でなんとなく新刊について思いをはせていたわけですよ。
その時なんとなく思いついたのがMr.childrenの「タガタメ」って曲が何となく思いついたわけですよ。
本当なんとなくですね。
私自身ミスチルを聞かないし、なんで思いついたのかもその時には気付かなかったわけですしね。
ただ、なんとなく歌詞のあるフレーズ
「タガタメタタカッテ タガタメタタカッタ」
みたいな部分がすごく印象に残っていたわけですよ。
ちなみにこの歌詞部分は正しい表記に直すと、
「誰が為戦って 誰が為戦った」
ってなるわけです。
どうしてこの記事思いついたかってこれ後半の四郎はどう思ってあの人に言い寄ったんかなと思ったわけです。
四郎は未来の為を思ってあの行動を起こしたけど、本当は誰の為だったのか?
あの人に言い返されて未来の為、という建前を言い訳に未来と付き合えない自分の怒りをあの人にぶつけたのか?
一体彼は誰の為に戦ったんだろうなぁ?ってなんとなく通勤途中に考えてたらこの歌詞がしっくりきて、あの行動の意味をあーでもないこーでもないと悩んでたわけですよ。
自転車漕ぎながらこのおじさんは(笑)
結局四郎は誰の為でもなく自分の為に戦ったのか?それとも本当に未来の為?
結局未来の為にも、自分の為にもならなかったあの戦いは一体誰の為に戦ったんだろうなって。
「この恋」は思った以上に難しいかもね。
それと同時に思いついたのがポルノグラフィティの「ジョバイロ」って曲。
なんとなくTVの変わった恋愛ドラマの曲に使われてたのはなんとなく覚えている程度で、ドラマを見てなかったからそんなに詳しく語れないけどね。
これもサビの歌詞がすごく印象に残っていて、
「あなたが気付かせた恋が あなたなしで育っていく」
「悲しい花つける前に 小さな芽を摘んでほしい」
この部分がものすごくこの作品を象徴してるなと勝手に思ったわけですよ。
じゃあなんでいきなりこんな普段聞かない曲が思いついたかを考えたら、これらの曲って私が学生の時に聞いてた曲なんですよね。(アカン年齢バレル)
やっぱり彼らと同じ年代に思いを移入しようとしたときに、自分に感情移入させるなら自分の経験がリンクさせやすいですしね。
もちろん彼らのような複雑な恋とか苦悩なんかせずに、生きてきたけど彼らをより自分に近くしたいと無意識に思っていたのかもしれませんね。
暇だったら「タガタメ」と「ジョバイロ」聞いてみてください。
曲自体は全然作品に合わないとは思います。
ただ、なんとなく私が感じた思いを感じていただければ幸いです。
最期に一言。
この記事書いてる時になんとなく聞きたくなった一曲。
四郎と未来の彼らに今必要なもの。
BEATLES「All You Need Is Love」
Love Is All You Need.
愛こそはすべて。
今彼らに本当に必要なものってこれだと思うよ。